「添乗員」と「バスガイド」の違い
どちらも、バスツアーにご同行しマイクでお話しさせていただく機会があります。
何が違うの?
という質問をいただくことも多いです。
今回は、「バスガイドと添乗員の違い」
同じようで実は違うこの2つのお仕事についてご説明します。
1.所属先の違い
まず、大きく異なるのが所属先です。
バスガイド=バス会社の人間としてのお仕事
添乗員=旅行会社の人間としてのお仕事
を、それぞれ
バス会社もしくは旅行会社から請け負ってお仕事をさせていただきます。
2.仕事内容の違い
「添乗員」も「バスガイド」も共に
ご旅行を安心してお楽しみいただき素敵な思い出としていただけるようにすることがお仕事ですが
仕事内容は異なります。
「バスガイド」のお仕事は、観光地にまつわる情報を提供したり、車窓から見える景色を案内しながら、お客様を楽しませる仕事です。
バスのバック誘導、左方安全確認、車内点検など運転手をサポートする役割も担います。
お客様とご愛犬がバス車内で安全にお過ごしいただけるようにすることもバスガイドの仕事です。
「添乗員」の仕事は「旅程管理」。
旅程管理とは、「旅行者がサービスを確実に受けられるように管理すること」で
具体的には
・予約がとれているか確認したり
・次の集合時間を決めたり
・拝観料や食事の精算をしたり
旅行が予定通り進むように準備をします。
3.資格の違い
「バスガイド」には必須の資格はありません。
未経験でバス会社に入社し、研修を受けながら勉強し、成長していきます。
長く続けることで経験を積み、スキルを磨いていきます。
「添乗員」には「旅程管理主任者」という資格が必要です。
試験に合格し、必要な添乗実務経験を積むことで資格を得ることができます。
1つのツアーで複数の添乗員が同行する場合は、1人が資格を持っていれば問題ありません。
いかがですか?
同じようにマイクでお話しする「添乗員」と「バスガイド」ですが
「添乗員」は観光案内はほとんどしません。
「行程の管理」のために集合場所・集合時間・注意事項・今後の流れなどを案内します。
あくまで「行程を円滑に進める」ためにマイクを持ちます。
一方、
「バスガイドだけ」という場合も(例えば社員旅行などで「添乗員なし」で観光バスをご利用いただくなど)
「バスガイド」はどの位の滞在時間がひつようか?などのアドバイスはさせていただきますが
行程の管理は幹事様にしていただく形となります。
わん旅Ulalaでは
1)添乗員としてのご同行
2)バスガイドとしてのご同行
3)添乗員+バスガイドとしてのご同行
が可能です。
詳しくはわん旅バスガイドのページをご覧ください。